エル・エネミーゴ(El Enemigo)は、アルゼンチンのワイン造りの伝統を尊重しながらも、革新を恐れないワイナリーです。その名の通り、「敵」(エネミー)とは、私たち自身の中にある、変化を恐れる心との戦いを象徴しています。彼らのワインには、自己を超え、新しい道を切り開く情熱が注ぎ込まれています。エル・エネミーゴのボトルに刻まれたメッセージも、そのチャレンジ精神を反映しています。
“At the end of the journey, we remember only one battle: the one we fought against ourselves, the original enemy, the one that defined us.“
「旅の終わりに心に残るものは、私たちがいかにたたかい続け、成長を続けてきたか、その結果が私たちを決定づける。」
多様なテロワールへの挑戦
エル・エネミーゴは、ルハン・デ・クヨなどの伝統的な産地に加え、アンデスのふもとなど多様なテロワールを探求しています。特に、アルゼンチンの「グラン・クリュ」とも称されるグアルタジャリー(Gualtallary)はその象徴的な場所です。この地のユニークな気候と土壌は、他にはない特別なワインを生み、飲む人に地域の個性と歴史を感じさせます。
こだわりの品種
エル・エネミーゴは、アルゼンチンの象徴的なマルベックに加え、カベルネ・フランといった品種にも力を入れています。カベルネ・フランは、マルベックの甘みとカベルネ・ソーヴィニヨンの力強さを併せ持ち、多彩な味わいを表現できる品種です。これにより、エル・エネミーゴのワインは、伝統を大切にしつつも、常に新しい発見を提供しています。
世界が認める品質
エル・エネミーゴのワインは、その品質の高さからロバート・パーカーやジェームス・サックリングといった著名なワイン評論家からも高い評価を得ています。特にグラン・エネミーゴは、アルゼンチンの異なる地域で同じ品種を使い、異なるテロワールを反映させるというユニークな試みによって、飲み比べでもその奥深さを楽しむことができます。
美食とワインの饗宴
エル・エネミーゴには、ミシュラン星付きのレストランCasa Vigil(カサ・ヴィヒル)も併設され、アルゼンチンの味覚の真髄が詰まった料理とワインのマリアージュを楽しむことができ、訪れる人々に忘れられないひとときを提供します。
サステナビリティと自然派へのこだわり
環境への配慮を重視し、持続可能なワイン造りにも力を入れているエル・エネミーゴ。オーガニック栽培や自然酵母を使った発酵など、自然派ワインの要素を取り入れ、ブドウそのものの力を最大限に活かしています。
エル・エネミーゴは、伝統と革新の融合を目指し、アルゼンチンの大地が生み出す魅力をワインとして表現し続けています。その一本一本には、壮大な物語が秘められており、味わう人々に深い感動を与えます。
エル・エネミーゴの世界観をぜひ堪能されてみてはいかがでしょうか。
グラン・エネミーゴのカベルネ・フラン4種類はこちらになります。
Gran Enemigo Gualtallary
Gran Enemigo Agrelo
Gran Enemigo El Cepillo
Gran Enemigo Chacayes