ワイナリーオーナーのお孫さん、ジャミラはバレリーナ。
イメージ通り、水はけのよい土壌で育ったブドウは、軽やかで華やかでチャーミングなワインです。
メンドーサ川のすぐ側に位置するジャミラ畑はかつて川床であり、標高940m、畑面積11ha。土壌は粘土質層から砂利層に繋がり、非常に優れた透水性が特徴の畑です。
今回は、このジャミラ畑の単一畑ワインをご紹介しましょう。
◇ シングルヴィンヤード ジャミラ マルベック マルベック100%
外観は大変に深いルビー、縁は濃い赤紫色をしています。
香りは、熟したクランベリーなどの赤系果実に、ミネラル感、スパイスや軽いロースト香の要素を持っています。
味わいは、アタックは穏やかで、果実味と軽快な酸味、細やかなタンニンが絶妙なバランスで、FINISHに酸とロースト感が広がっていきます。
晩秋から冬の味覚にあわせてマリアージュを楽しみましょう。
マルベックの果実感とジャミラの酸味繊細さ、バランスの良さを大切にすることでお食事とのハーモニーが生まれます。
例えば秋刀魚のかば焼きに花山椒をかけてジャミラマルベックに寄せます。
材料(2人前)
- 秋刀魚 2尾
- 小麦粉
- たれ:醤油小さじ2、みりん小さじ4
作り方
- 秋刀魚を開き半分に切り、小麦粉を全体にまぶし、フライパンで焼く
- 火をとめ、醤油とみりんを加えて余熱で秋刀魚に絡める。
- 仕上げに花山椒をかける。
鰺フライはパン粉にチミチュリ(アルゼンチン発祥のソース)の乾燥ハーブミックスを混ぜて衣にしました。そのままでも十分合うのですが、とんかつソース(大1)にイギリスのリーペリン ウスターソース(小1)の割合に五香粉を加えたソースを添えることでピタピタに合いました。
牡蠣フライでも応用が利きますよ。
東京のとんかつソースは甘いので、リーペリンを加えましたが、神戸のどろソースを使うと甘さが抑えられスパイシーなのでお勧めです。
ぜひお試しください。