今月はローレン月間、その第2弾です。
カサレナの4つの畑にそれぞれ孫の名前が付いていますが、ローレンの所以は『美しい』からだそうです。
どうりで、ローレン畑の生み出すワインは、エレガントでバランスが良く『美しい』のだと合点がゆきました。
プティ・ヴェルドという黒葡萄品種は、フランス南西部ボルドー地方が原産と言われ、ボルドーブレンドにほんの数%の割合で混ぜられることで、色味や風味を加え、コクや複雑味を与えている補助品種なのですが、アルゼンチンのカサレナでは単一品種です。
南オーストラリアでも単一品種のプティ・ヴェルドが、気候風土と相まって好まれています。
フランス語で小さいを意味する「プティ」と黒葡萄品種であるにも関わらず緑を意味する「ヴェルド」の名を持つのは、収穫時の気象条件によっては、完熟を待たずに未熟なまま実を落としてしまうという弱点に因るものとされています。
それでは、カサレナのプティ・ヴェルドについて、詳しくみていきましょう♪
外観は大変に濃く深いルビー色で中心は黒のニュアンスも感じられるほど光を通さない濃さ。
香りは、山葡萄、カシスのリキュール、プラム、ビーフジャーキー、シナモンスパイス、ロースト香、木の皮。動物っぽい生肉や血。味わいは酸とタンニンが豊かです。アルコール度の高さが感じられ、野趣味に富むため、血っぽい癖のある肉質、豚のレバー、豚トロ、焼き肉の味わいにマッチしますが、不思議とローレンのプティ・ヴェルドはどこか上品で洗練されているので、居酒屋ではなく高級店が似合います。
さらに発見なのは、どら焼き、蕎麦ぼうろ、カスタードプリンのカラメルソースにも、プティ・ヴェルドの濃厚さ、その焦げた香ばしさと甘さがとてもマッチしました。
Happy Birthday LAUREN!