10月18日、この日を待っていました♬
なぜならば、カサレナのオーナー、ピーター氏の孫娘ローレンの誕生日だからです。
ローレンは今年で20歳。日本なら成人ですね!アルゼンチンの司法上の成年年齢は21歳ですが。
本日、ご紹介するワインは、ローレン畑のマルベック100%です。
ルハン・デ・クージョのサブリージョンであるアグレロ地区の最北に位置するローレン畑は標高918m、畑面積82ha。土壌は粘土層から下層は砂礫質へと深くつながっているため、ローレン畑には多様性があり、その結果4つのシングルヴィンヤードの内、最も多くの葡萄品種が植えられています。(マルベック/カベルネ・ソービニョン/ブティ・ヴェルド/カベルネ・フラン/メルロー/シラー/シャルドネ/ヴィオニエ/ソービニョン・ブランの9種類です)
外観は大変に濃い先が見えない位濃い、縁は透明になってきた赤紫色をしています。
香りは、優しいながらも深い香りを湛えています。カシス、プラム、スミレ、八角などのスパイス、ロースト香、チョコレート、シガー、少し動物っぽい生肉や血、アルコール度の高さも感じます。
味わいは、アタック穏がやかでバランスが良く、果実味と細やかで滑らかなタンニンが広がり、酸味が下支えして、ちょっぴりビターでエレガントなFINISHです。
よくぞ、この畑にローレンと名付けたなと感じます。(上から目線に聞こえたら失礼しました)
特出した要素が無くバランスが取れていて優しくなだらかでとても女性的な印象です。
アメリカ産牛肉肩ロース ランプ肉、余り脂肪がない部位で、赤身肉がこの繊細なワインとのバランスが良い。シンプルに塩・胡椒で焼いて、合わせたい。
チーズ:グリュイエール(ハードタイプで旨みがあり穏やか、乳製品
ナッツ:カシューナッツ・ヘーゼルナッツ
マグロ:赤身
醤油単体では強すぎるので、ほんの少し、ローレンマルベックを醤油皿に垂らしてみてください。
ローレンの繊細さ、バランスの良さを大切にすることでお食事とのハーモニーが生まれます。
Happy Birthday LAUREN!