以前、4月のマルベックロゼの回に、4月17日はマルベック・ワールド・デーであることをご紹介しました。ワイン関係の記念日は他にも沢山あります。9月2日は国際カベルネ・ソーヴィニョンの日です。赤ワイン用ブドウ品種として世界で広く栽培されています。
今回は、カサレナの505 レゼルバ カベルネ・ソーヴィニョンをご紹介しましょう。
外観は濃いルビーカラーで、熟したカシスやブルーベリージャムなどの果実味に、シナモンやナツメグ、クローヴと言ったオールスパイス、カカオ86%のチョコレートを控え目ながら感じさせます。
アルゼンチンのワイン法でレゼルバを名乗るには、赤ワインはオーク樽で最低1年の熟成が求められますが、この505 レゼルバ カベルネ・ソーヴィニョンは、フレンチオーク旧樽100%で1年熟成させています。
味わいは、アタックは果実味が主体で親しみ易く、次に丸い酸味が広がり、スパイスが奥行きを感じさせます。凝縮感のある赤ワインですが、気さくにグラスワインでワンランクアップしたランチのお供にも良いですね。
私の頭の中に、オレンジ色の看板の牛丼が浮かびました。醤油とみりんや砂糖の甘辛さと親和性が有りますし、牛肉なのに庶民的なところも気さくです。
折角ですから、赤ワインに合う牛丼を作ってみましょう。
【吉風牛丼3人前】
<材料>
・牛肉薄切り(オージーかアメリカンでOK)300g
・玉葱(中)1個
・505 レゼルバ カベルネ・ソーヴィニョン 大2
★水 180CC
★砂糖 小2
◎醤油 大1と1/2
◎みりん 小1
◎ダシダ 小3(なければほんだし小2と中華だし小1)
<作り方>
1,玉葱縦半分に切り繊維に直角に1cm幅出来る
2,フライパンにワインを入れアルコールを飛ばしてから、★を入れ、玉ねぎを投入。蓋をして5分程煮る。
3,火を止め◎を入れて混ぜて溶かす。
4,肉を入れ強火にかけ、赤みがなくなったら、蓋をして中火で5分程度ぐつぐつ煮る
*時間を置いて味をなじませるとgood!
*お好みで紅生姜を添えて。七味をかけるとグッと赤ワインに寄ります。
*卵はワインに合わないのですが、やっぱり牛丼には生卵の方は、醤油を入れて溶いて下さい。醤油を入れることで生臭みが減ります。黄身だけにして醤油を入れて溶くともっと気になりません。その際の白身は味噌汁に白身を入れ溶き卵汁にして召し上がって下さい。