春は新たな旅立ちの季節ですね。
卒業・入学・入社・人事異動など新たなステージへ一歩を踏みだす方も多いことでしょう。
おめでとうございます。
一つの幕が閉じると次の幕が開く。桜が咲くこの節目時、人生と言う劇場に花吹雪として彩を添えてくれるかのようですね。
生きていくことは選択の連続ですが、その岐路に於いて、血が騒ぐような、自分の根幹にある遺伝子に組み込まれている何か見えない力によって導かれていると感じることがあります。
今回は、そんな人生の新たな門出にお届けしたいワインのご紹介です。
◇ ディーエヌエー マルベック -生産量限定- 最良マルベック100% フレンチオーク16ヶ月熟成
マルベックを植えているナオキ畑、ローレン畑、ジャミラ畑の各最良区画の葡萄のみをアサンブラージュしたのが、マルベック100%のDNA Malbecです。カサレナの遺伝子/血とも言えるワインは、とても濃い赤紫の色調、脚もしっかりとしていてゆったりと落ちていきます。
プラムやプルーンなど甘味を伴う肉厚な黒系果実香、黒コショウやシナモン、八角、バニラビーンズ、甘苦系のスパイスなどの複雑な香りと、甘味と熟した果実味に酸味が広がる味わいでタンニンは溶け込みスパイスがアクセントになっていて、余韻が長く続きます。
ワインの持つ香りの要素から豚の八角煮といった中華料理が思い浮かびました。アッサム紅茶にシナモン・カルダモン・クローヴ・ブラックペッパー・オレンジの入ったアッサムの紅茶があったので、紅茶で煮こむ「紅茶豚」を作ってみましたらドンピシャでした。
その紅茶にも入っていましたが、そう、なぜかオレンジとマルベックってとても相性が良いのです!!
オレンジソースと言えば鴨のオレンジソースでしょうか。タンカンオレンジ、苺、ブルーベリーなどを生のまま食べてもマルベックと合うのは意外な発見でした。
供出温度:18℃
〈紅茶豚〉
材料
- 豚肩ロースかたまり肉…約500g
- 紅茶(ティーバッグ)…1袋
- 水菜…1/2袋
- ねぎ…1本
ソース
- しょうゆ…大さじ2
- 酢…大さじ2
- 砂糖…小さじ1/2
- ゆずこしょう…小さじ1/2
- サラダ油…大さじ1/2
作り方
- 豚肉と紅茶を鍋に入れ、豚肉にかぶるくらいの水を加えて火にかける。煮立ったら弱火にし、ふたをずらしてのせ、ときどきアクをとりながら40~50分ゆでる。肉に竹串を刺してみて、澄んだ汁が出たら火を止め、そのままさます。
- 水菜はざく切りに、ねぎは白い部分を5cm長さのせん切りにする。それぞれ水にさらして、水気をよくきる。
- ボールに調味料(しょうゆ・酢各大さじ2、砂糖・ゆずこしょう各小さじ1/2、サラダ油大さじ1/2)を合わせる。
- 皿に水菜を敷き、肉を薄切りにして並べる。上にねぎをのせ、肉にソースをかける。