ジャミラ畑は、ルハン・デ・クージョのペルドリエル地区、メンドーサ川の直ぐ傍に位置し、その昔、川床であったため、表層は粘土層、砂利層、その下には小石の層から構成されていて、透水性を持ちます。
今回は、このジャミラ畑からチャーミングな赤ワインをご紹介します。
ジャミラ畑で収穫されたアルゼンチンを代表する黒葡萄のマルベックが70%を占め、熟したブラックチェリーやプラム、プルーンのジャムなどの果実感を打ち出します。そこに20%のシラーの黒胡椒や黒オリーブなどのスパイシーさがアクセントとなり、10%のメルロのきめ細かなタンニンがバランスよく溶け込んでいます。
さて何を合わせましょう。
焼き鳥はいかがでしょう。それもタレで楽しむレバーやつくね、脂の乗ったボンジリやヤゲンの軟骨などとピッタリです。是非、黒胡椒や七味をかけてブリッジ(橋渡し・繋ぎ)してください。
鹿肉入りのハンバーグも合いそうですね。
どうぞマリアージュを探求しお楽しみ下さい。